多面的
ランチタイムの経済学―日常生活の謎をやさしく解き明かす (日経ビジネス人文庫)
- 作者: スティーヴンランズバーグ,佐和隆光,Steven E. Landsburg,吉田利子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2004/09
- メディア: 文庫
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ランチタイムに話すような内容だから簡単に経済のことを論じてるんだろうと思って買ったわけですが…
さすが学者!なにげにハイレベルでした(笑
でもギリギリ理解できるところも多かったので、なんとか読みきりました。
俺は経済学は「バランス」だと思うんです。アンバランスな状態はいつしか均衡点に落ち着く。だいたいの事象はそれで納得できますね。
経済ってホントに複雑である面から見ればAだけど、他の面から見ればBって感じで見る面が違うと答えがまったく違ったりする。そんな多面的な見方を筆者は色々な場面を想定して考えています。
しかし、ほとんどが答えは出ていません。そりゃあ見る面は探せば探すほどありますから。
これって普段の生活でもそうですよね。
すごーく嫌いなやつでもちょっと目線を変えてみると、結構いいところが見つかったりね。そんで友達になっちゃたりね。
彼を嫌なやつだってことを証明するために色々な角度から見たら、実はいいやつじゃん!みたいな感じっす。
だから、この本を読んであらためて思うのは、どんな事象でもあらゆる面から検証しなければいけないということ。それをしないで他人を批判するのは、まさに自己中。
色んな面から見ると新しい発見もあるしね!柔軟に物事はとらえよう!
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