6巻


今日はなんも予定がなかったので、チャリンコに乗ってカフェで読書。


読んだのは、


水滸伝 6 風塵の章 (集英社文庫 き 3-49)

水滸伝 6 風塵の章 (集英社文庫 き 3-49)


です。やっぱ水滸伝は面白い。


この物語は単純な「善」と「悪」じゃない


もちろん梁山泊側は基本的に「善」だけど、いわゆる単純な「善」じゃなくて、内に暗いものを抱えている者が多い。林冲しかり、武松しかり。イメージ的には「バガボンド」の武蔵に近いものがある。


また、青蓮寺側も「悪」ではあるけれども、もともと「悪」だったというよりは、宋という衰えてきた組織のせいであるという気がする。特に李富は馬圭への感情と組織への忠誠にジレンマを抱えている。


こんな感じで、どちら側も人間らしさというか弱さというか、そういうものを持っているので、とても感情移入しやすい。だから面白い。


今日6巻を読み終えたので、さっそく7巻を買ってきた。徐々に青蓮寺も動き出してきて、今後どうなっていくのかドキドキです。

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