11巻

水滸伝 11 天地の章 (集英社文庫 き 3-54)

水滸伝 11 天地の章 (集英社文庫 き 3-54)


水滸伝11巻。


なんとなく嵐の前の静けさを感じさせる巻でした。晃蓋の3万説、宋江の10万説、そろそろ決断の時なのだろうか。そして、周りの制止にかまわず前線に出続ける晃蓋。まさかの事態にならないことを祈ります。


さて、ここまでたくさんの同士を得てきた梁山泊ですが、僕がなにげにお気に入りなのはニ竜山副官の解珍です。人生経験の豊富な解珍の発言には深みがあって好きです。決して年配だからと言って偉そうにするわけでもなく、かと言って戦に参加せず、後ろで構えているわけでもない。やるときはやる。というかきっと戦好きなんだろうな〜。


そんな力を入れすぎず、抜きすぎずの解珍が好き。なんとなく自分の目指す人物像は彼みたいな人なのかも。今後どんな活躍をするのか楽しみです♪


次巻は9月20日発売です。